センサーをかざすことで血糖値を推定することができる間歇スキャン式血糖測定器であるリブレの進化版であるリブレ2が使えるようになりました。
専用のセンサーを貼り付ける形で血糖値を推定する間歇スキャン型持続血糖測定装置であるリブレ(アボット社)は頻回な血糖測定を必要とするインスリン治療中の患者さんが都度穿刺をしないでもかざす(スキャン)だけで血糖値およびその前8時間の血糖変動が推定できる装置です。
これまで血糖変動をみようとすると頻回に指先を穿刺して血液を採取する必要があったためこの装置の登場は画期的でした。
今回はさらに進化してブルートゥースを起動しておくとスマホに血糖値が自動的に表示することが可能になります(専用のリーダーはまだ流通していないためスマホでリブレLINKのアプリを使用している必要があります)。
センサーのパッケージは従来のものとほとんど同じですが、赤くアラートオプション付きと書かれているものがリブレ2となります。
ブルートゥースをオンにするとこれまでの様にセンサーにスマホをかざさなくても血糖値が表示されるようになります。1分ごとに更新されるようでリアルタイムCGMに近いイメージですね。
都度かざさなくてもよいので夜中などかざし忘れて変動が途切れてしまうのを防ぐにはよいように思います。
スマホのバッテリーのへりが気になるところではあります。